Nov.19th, 2013
(この記事は、小池さんが2013年11月19日(火)に開催された「Global Fashion Management コース」の説明会参加者に寄せていただいたメッセージをQ&Aの形に編集し、掲載したものです。)
右端から2人目が小池夏子さん。クラスメートと一緒に。
まず、Global Fashion Managementコースをとっている学生達、つまり小池さんのクラスメートについてお話ください。
Class 2014のプログラムに参加している学生は全員で16名、年齢は20代後半~30代後半といったところです。
職業はアパレルブランド勤務、スタイリスト、グラフィックデザイナー、広告会社勤務、リテイル関係とさまざまで、留学生はインド、台湾、中国、インドネシア、韓国、ロシア、アルゼンチン、イスラエル、そして日本からと本当に多様なバックグラウンドを持った人達が集まっています。
授業の進め方で、何か特徴的だと感じたことはありますか。
授業はいずれもグループワークを中心としており、英語力のみでなく、積極的にプログラムに参加し発言、行動することが求められます。
アパレルの知識があることは強みにはなりますが、プログラムを通しても学べますので、入学時には、適応性と語学力、そしてアパレルやファッションへの興味があることが最も重要なことかと思います。
カリキュラムとそれによって得られるものとは、どんなことだと思っていますか。
前にも述べましたように、プログラムはグループワークがメインとなります。
それはFITの学生とのみでなく、提携校であるパリ、香港の学生との各国での10日間に渡るセミナー時にも求められます。それらを行うことを通じ、アパレル業界の知識だけでなく、多国籍の中でプロジェクトを実行する知識、経験そしてグローバルなネットワークを築くことができる貴重な機会であると感じています。
ご自身の英語力についてはどうですか?
ネイティブレベルである必要はありません。が、教授や生徒の文化、発言を理解し、自分の意見も積極的に発言すること求められます。
もちろん、課題等で苦労することもありますが、教授、クラスメイトともにとても熱心でサポートも手厚く、私自身、これまで本当に困ったということはありませんでした。
学校外の生活に関してはどうですか?(寮生活、友人関係、食事など)
現在はFITの寮で、10代、20代、30代の3人のルームメイトと4人で暮らしています。ルームメイトの大学生は、大学院生とは日々のスケジュールや生活スタイルが違いますので、多少すれ違いなどで苦労することもあります。
寮の場所が大学構内であり、FITのロケーション自体がチェルシーと呼ばれる、何をするにもとても便利なエリアであることから、初めてNYに住むというような場合にはベストの条件かと思います。
私自身は、来学期以降にアパートに引っ越す予定です。
食事は、寮がキッチン付きの部屋ですので、自炊ができます。付近のデリやスーパーで購入したり、友人と外食したりすることもあり、様々です。日本食品店も多いので、特に食事で困ることはありません。
ただし、NYは東京以上に家賃及びその他の物価が高いです。ですので、幸いにしてTOMODACHIフェローシップで多くをカバーしていただけるとはいえ、生活費は自分でも多少カバーする必要があります。
GFMのプログラムは基本的に週3回の授業で、その他のプログラムも17人の全クラスメイトが出席しますので、クラスメイトとの仲はとても深まります。
ですので、授業以外でも何人かで週末に出掛けたり、ディナーに行ったりしています。
私自身は、アメリカの大学時代の友人もおり、FIT以外の人達との交流も大切にしています。
また、US-Japan Council関係でもたくさんのイベントに参加させていただいており、ネットワークがますます広がっていることに、大変感謝しています。
最後に、留学前に懸念していたことと、実際に行かれてのご感想は?
最も懸念していたことは、大学のプログラムに自分がついていけるのか、ということでしたが、大学院は大学とは異なり、自身が今までに経験、習得してきたことを活かした上で更に学ぼうとする人々の集まりですので、自分自身が貢献できることもありますし、教授のレクチャーはもちろん、クラスメイトから学ぶことも多く、想像以上に素晴らしい経験をさせていただいており、大変感謝しています。
今後は、来年夏のユニクロでのインターンシップ及び12月の卒業後の進路も視野にいれていきたいと思っています。