日本FIT会


日本FIT会 会員の山内由紀子さんが翻訳を手がけた、テディ・パパヴラミ(ヴァイオリニスト)の自叙伝、「ひとりヴァイオリンをめぐるフーガ」が出版されました。藤原書店 本体価格4,600円

「1971年ティラナ生まれ。「ヨーロッパの北朝鮮」とも呼ばれた貧しい共産主義独裁国家での幼少期、フランス留学、亡命、潜伏生活、親族への祖国からの報復措置。苦しみの中にもユーモア、アイロニー、率直さ、愛情に溢れる、大いに笑い泣ける青春物語です。鎖国の国から遠い日本のことを憧れていた視線にも驚かされます。

大女優ジャンヌ・モローに見初められ、カトリーヌ・ドヌーヴと映画共演した経験のほか、その文才からアルバニアを代表する作家イスマイル・カダレ氏の作品のフランス語訳を既に10冊以上手がける偉才、魅力に満ちた人物です。

また、本の章末に印刷されたQRコードをスマートフォンで読み取ると、原著者の演奏をお聴き頂ける仕掛けになっています。」(山内さんのコメント)

テディ・パパヴラミ(Tedi Papavrami)氏について詳しくは、こちらへ
「北海道新聞」書評は、こちらへ
「音楽の友」書評は、こちらへ

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